使い捨て手袋の材質について

2023-11-07

使い捨て手袋の材質について、ニトリル・ラテックス・PVC・HDPE・LDPE・TPE・CPE 概ね以下のような違いがあります。

材質耐油耐薬耐熱フィット突刺伸縮食品
ニトリル
ラテックス×

PVC

×
HDPE×××
LDPE××
TPE×

CPE

×
材質特長と用途
ニトリル合成ゴム。耐油性、耐化学薬品性、強度が高く、ラテックスアレルギーのリスクが低いです。
医療、食品加工、自動車産業、清掃、化学薬品取り扱いなどで広く使用されます。
品質保障5年間となります。
ラテックス天然ゴム。伸縮性が高く、フィット感があり、感触が自然。ラテックスアレルギーに注意が必要です。
医療、歯科、食品サービス、一般的な清掃などで一般的おすすめします。
品質保障3年間となります。
PVC塩化ビニール。耐油性、耐薬品性、耐久性があるが、感触は硬めです。
医療、清掃、化粧品、美容、農業、工業などで使おすすめします。
品質保障3年間となります。
HDPE高密度ポリエチレン。より厚手で強度が高く、LDPEより耐久性があります。
食品サービス、清掃、医療廃棄物処理などで使用されます。
品質保障3年間となります。
LDPE低密度ポリエチレン。軽量で柔軟。PE手袋の一般的なタイプです。
食品サービス、清掃、軽作業、廃棄物処理などで使用されます。
品質保障3年間となります。
TPE熱可塑性エラストマー。ラテックスとニトリルの特性を組み合わせたもので、柔軟性と強度があります。
医療、食品加工、清掃、一般的な作業などで広く使用されます。
品質保障3年間となります。
CPE クロロ化ポリエチレン。透明で強力、ニトリルに似た性質を持ちます。
医療、清掃、食品加工、一般的な作業、農業などで使用されます。
品質保障3年間となります。

これらの特徴に基づいて、手袋の選択は用途、アレルギーのリスク、弾力性、耐久性などに合わせて行うべきです。選択肢の中から最適な手袋を選び、安全性と快適性を確保しましょう。